女優・タレント
VANRIさん
旅とは、

旅先の本当の魅力は、
人との出会いから見えてくる
これまで世界中のいろんなところへ旅に行かせてもらったんですが、改めて旅について考えた時にとくに印象深く思い出されるのは、やっぱりいろんな国でお世話になった人たちのことです。本当に偶然現地で出会った人たちとの思い出がかなり濃くて。ドバイの砂漠に行った時に、私と同世代の男の子たち十数人くらいが砂漠で週末を過ごしていたんです。今やドバイもかなり発展していて先進国になってきているのに、「どうして砂漠で週末を過ごすの?」って彼らに尋ねたら、「ありのままのドバイの姿は砂漠なんだ。自分たちはその自然の中で呼吸をして、自分を取り戻して、また月曜から仕事を頑張るんだ。」という答えが返ってきて。そうやって実際に話してみることで、国や生きている環境は違えど、みんな人としての軸や生きていく上で大
切にしているものに共通点があることがわかったりして、一気に距離が縮まるんです。だから私にとって、旅で一番大切なのは、やっぱり人との出会いですね。私は仕事でもプライベートでも、旅先では必ず現地の人と会話をするようにしているんですが、その人がその土地でどういうふうに育って、どういう生活をしているのかっていうのが一番興味深いですし、そういう話を聞いたうえで現地を歩く方が何倍もいろんなものが見えてくるし、体験もさらに印象深くなるんです。だから、ただ「きれい!すごい!」だけじゃなくて、その土地の人や生活といったリアルな部分を知ることで、表面的じゃない本当の魅力を発見したいと思って旅をしています。
外に出たからこそわかる、日常の面白さ。
旅を重ねるに連れて、知らないものを見つけることに自然と意識が向くようになりました。日本にいる時もなんですけど、vそこにあるものを「これ何だろう?」って、普段はあまり注意深く見たりしないじゃないですか。でも、そこに意外な意味があったりすることに興味があって、そういうものを見つけるのが楽しいんです。たとえば緑ひとつとっても、海外から日本に戻ってきたときに、そのへんの道に生えている普通の草木でも、水をすごく得ているからすごく元気だな!とか、一見鬱蒼としている公園の茂みみたいなところでも、実は整備されていて、日本の草木ってすごく考えられて植えられているんだなっていうことに気がつくことができたり、そういうことがすごく面白くて。外に出たからこそ日常の面白さがわかる部分はあると感じています。そういった小さなことに意識を向けると、普段何気なく眺めている景色も違って見えるようになるんです。それはやっぱりミステリーハンターをやらせていただくようになってからですね。世界中、実際に現地に行ってその土地のいろんな方々の話を聞いてテレビの前の方々に伝えなきゃいけないので、当然自分でも勉強するし、そういう意識が身についたことで、普段の日本での生活も楽しくなりましたね。


VANRIさんの旅の必需品
子供の頃からバードウォッチングが大好きで、生涯使えるものをと思って買ったのがこの双眼鏡。ピンキーリングは父と一緒に作ったもので、肌身離さずつけているお守りです。
まず軽い! 締め付け感もまったくないし、発熱素材だから体の芯から温もってくる感じもあってすごく快適でした。私の場合、長時間移動の旅が多いので、リラックスできる着心地で動きやすい服っていうのはすごくうれしいです。でもそれだけじゃなくてやっぱりオシャレも楽しむのが旅の醍醐味でもあるので、こういうデザインも普通のファッションブランドみたいに可愛くて機能性も兼ね備えたものがあったら絶対に選びたくなりますね。

旅先でいちばん見たかったのは、
いつもよりアクティブになった私でした。
旅の服を選ぶことは、旅に連れていきたい自分を選ぶこと。
心地いい服は、どんなガイドブックよりも私を連れ出してくれる。
行ったことのない場所、見たことのない景色。
そこで出会えるのは、いつもより、少しアクティブになった自分。
新しい出会いは、日常の一歩先で待っている。
さあ、出かけよう。
きょうは、どんな一日になるだろう。
遊べる大人の、トラベルウエア。